2018-01-12

赤ちゃんは思いのほか乾燥肌なのです。

うらやましいほど、きめ細かい赤ちゃんのお肌。
つい赤ちゃんのお肌に頬ずりしたくなっちゃいますよね。

そう思って赤ちゃんのほっぺやあんよをさわってみると、ざらざらっと鮫肌をさわっているような感触になったことはありませんか?

なんでなんで?
赤ちゃんのお肌はぷるぷる・もちもちのはずなのに。
うちの子だけ?

それは赤ちゃんのお肌が乾燥しているからなんです。

2ヶ月を過ぎると一気に乾燥肌にチェンジ

生まれたばかりの赤ちゃんは脂っぽく、顔もテカテカしています。
新生児期の赤ちゃんにはこの脂が原因で、脂漏性湿疹という頭にかさぶたのような湿疹ができることもあります。

この時期の赤ちゃんは皮脂量がとても多いので、
しっかり洗わないと、汚れからの湿疹ができやすいのです。

ですが、生後2か月を過ぎると大量だった皮脂量が一気に減少します。

その皮脂量は私たちより少ないんです。

何もお手入れせずに放っておくと乾燥肌に一直線です。

赤ちゃんのお肌はの厚さは大人の半分で、体内水分も蒸発しすく、肌の表面を守ってくれるバリア機能も弱くなってしまうので、外からの細菌やほこりなどの刺激を受け、肌トラブルを起こしやすくなります。

だから触ったときにざらっとするということは、赤ちゃんのお肌が乾燥しているよ~との合図なのです。

そのまま乾燥肌を放っておくと、肌トラブルを繰り返し、その後アトピー性皮膚炎になってしまう可能性もあります。

ベビースキンケアで赤ちゃんのお肌を守ろう!

赤ちゃんは自分で乾燥しているなんてわかりません。

だから赤ちゃんの時期はママが赤ちゃんのお肌のお手入れをしましょう。

赤ちゃんの時期からのお肌のお手入れが大人になってからのお肌に直結しちゃうんです。

乾燥しやすい赤ちゃんのお肌には保湿が大切。

最低でも1日2回。1年中です。

朝起きて顔を洗った後とお風呂上り後。

大人も顔を洗ったとは顔が突っ張りませんか?

お風呂から上がったあとは、保湿液・乳液・ボディクリームと自分の身体もお手入れしますよね。

それと同じで赤ちゃん・子どもにも顔だけでなく全身に保湿をしましょう。

保湿のタイミング

保湿のタイミングはその他にもあるのでまとめてみました。

●顔

・朝起きて顔を洗った後

・ごはん(離乳食)・授乳の後の口周り

・外出先から帰った後

・よだれをふいた後の口周り

・鼻水をふいた後の鼻下

・入浴後

●全身

・朝起きて着替えるとき

・入浴後

保湿剤を選ぶ時のポイント

市販のものを買うときに何を基準に保湿剤を選ぶのか。

その選ぶポイントの1つに、我が家は保湿剤の成分に「セラミド」が含まれているかというのを見ます。

「セラミド」は細胞と細胞をくっつけてくれる接着剤のようなはたらきがあるので、
角質内で細胞がバラバラになって水分が外に逃げるのを防いでくれ、バリア機能を保ってくれるのです。

夏はローションタイプがさらっとしていて気持ちいいですし、冬はしっとり肌を守ってくれるクリームタイプがおすすめです。

・ベビーワセリン

・馬油

・curel

・ママ&キッズ

だとトラブルなく使えることも多いようです。

ですが、初めて使う保湿剤は必ずパッチテストをしてから赤ちゃんにぬるようにしましょう。

※パッチテスト

太ももの内側や二の腕の内側に10円玉大くらいの大きさで薄くぬって、10~15分置いて肌の変化を見てみましょう。赤みがでたり、湿疹が出た場合はすぐにぬれタオルでふき取りましょう。

ベビースキンケアは楽しく続ける!

保湿などのベビースキンケアは毎日続けることが大切ですが、ただ塗らなくちゃ!という義務感から塗るとママも赤ちゃんも楽しくないですよね。

あんよができるようになると逃げちゃうお子さんも。

だから楽しくスキンケアをすればいいのです!

お歌を歌いながら、マッサージをするように、と保湿も親子のコミュニケーションの時間としてたくさんスキンシップしましょ♪

「自分でやりたい!」と言い始めたらぜひお子さんにぬりぬりさせてください。

自分でできるようになるとお母さんにとっても楽ですよね(^^)

仕上げはしてあげてくださいね!

まとめ

・赤ちゃんのお肌は薄く、水分が蒸発しやすいので肌トラブルを起こしやすい

・乾燥肌を放っておくとアトピー性皮膚炎になることも

・ベビースキンケアとして保湿は1日2回、毎日行う

・楽しい親子のふれあいタイムとして

・「セラミド」入りの保湿剤がおすすめ

ということでしょうか。

保湿をやってるよ~!って方は継続を。

え?!知らなかった!って方は今日から。

赤ちゃんのお肌を守ることができるのは親だけですから。

我が家の末っ子は上の歯が生え始めていて、今よだれが激しく出てきています。

ふいてもふいてもよだれがでるので、あごがよだれかぶれしてしまいました。

保湿剤をぬっても追いつかない・・・。

ですが、諦めずにこまめなケアでこれ以上ひどくならないようみていきたいと思います。

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大江香子

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