2021-06-20

ニューボーンフォト撮影で上の子も一緒に成長できる理由

ニューボーンフォトとは生まれて間もない赤ちゃんの写真のことで、生後14日以内に撮影することがほとんどです。

ニューボーンフォトは撮影できる日が限られているから、全ての場合でうまく日程が調整できるわけではないのですが、上の子がいる場合は撮影現場に一緒にいてほしいなと私は思っています。

上の子も一緒に撮影するのをおすすめする理由

上の子がニューボーンフォト撮影に一緒に参加することをすすめる理由は2つあります。

①赤ちゃんが自分の家にいることを受け入れやすくなる

②自分がお兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだという気持ちが芽生えやすくなる

ということです。

 

上の子が小学校や保育園に行っている間の撮影の方がもちろんスムーズだし、問題も起こりにくいです。

そして、上の子と赤ちゃんの年の差が少ないほど、撮影は大変になりやすい。

だけど大変なのになぜ一緒に撮影現場にいることをすすめるのか。

一つ一つ紐解いてみましょう!

①赤ちゃんが自分の家にいることを受け入れやすくなる

「赤ちゃんと一緒に写真を撮る」という経験は、上の子の心に「赤ちゃんってボク(わたし)の家族の一員なんだ」という認識が生まれやすくなるんです。

今まで自分が一番可愛がられ、甘やかされていたのに、ある日突然ちんまくてママにいつも抱っこしてもらっている存在が現れるのって、上の子にとったら心中穏やかじゃないんです。

2才差〜4才差くらいまでがこの現象って起きやすいと私は感じています。

だから、赤ちゃん返りして我儘を言い始めたり、おしっこを失敗しちゃったりする。

「赤ちゃんもいるのにこれ以上手をかけさせないで!お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから。我慢して!」と上の子の赤ちゃん返りに悩むママも多いでしょう。

だけど、上の子にとったら突然現れた小さな生命体のせいで、自分の平穏な日々が壊されてしまってるんですよね。

どうしても受け入れるまでに時間がかかっちゃう。

だから撮影を通して、「うちの家族の一員なんだよ」というのを感じてもらうんです。

②自分がお兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだという気持ちが芽生えやすくなる

私は上の子がいるときは、できるだけお兄ちゃんお姉ちゃんにヘルプを求めます。

「この荷物を運ぶのを手伝ってくれないかな?」
「準備している間赤ちゃんの様子をみてくれる?」

とお兄ちゃんお姉ちゃんを頼ります。

そして、できれば兄弟写真を一緒に撮ります。

そのときに、「赤ちゃんは自分じゃ何もできないから、お兄ちゃんがここの首をしっかり支えてあげてね!お姉ちゃんは赤ちゃんの頭が落ちないように枕をしっかり持ってね!」

と、声かけをしています。
そうすることで、上の子たちは
“赤ちゃんは自分たちより弱い存在なのだ” “自分が守らないと!”
と、自分たちの心の中に少し「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」という心が芽生えてくるんです。

もちろん、上の子が幼い場合は何かあったらいけないので、ママやパパにすぐフォローに入ってもらえる距離にスタンバイしてもらっています。

撮影もささっと行い、長時間抱っこしてもらわないように気をつけています。

(赤ちゃんの頭って重たいので、お兄ちゃんたちが頭を支える時間も限度があります)

だけど、上の子たちは自分が頼ってもらえるのがうれしいんですよね。

これまで兄弟撮影をたくさんしてきましたが、みんな頑張って支えてくれています!

「頼られてる!」と思った経験が少しずつお兄ちゃんにしていく

お兄ちゃん・お姉ちゃんになるにはやっぱり経験の積み重ねが必要です。

赤ちゃんが家に帰ってきていきなり「お兄ちゃんだから!」って言われても「え?なんで?」ってなりますよね。

「お兄ちゃんってなに?」って。

だから、小さなことからでいいので、日々の暮らしの中で「これ、まかせてもいいかな?」ってお兄ちゃんを頼ってみる。

そして、うまくこなせても、こなせなくてもたくさん褒める!

そうすることで、「自分はお母さんのお手伝いができる存在なんだ!」「赤ちゃんは自分よりか弱い存在だから大切にしないと!」っていう気持ちがむくむくっと芽生えるようになります。

「お兄ちゃんだから我慢して!」とママやパパから言われてばっかりだと本人もおもしろくないし、すねちゃいます。

ちょっとずつ、ちょっとずつ。

小さな成功体験の積み重ねがお兄ちゃん・お姉ちゃんにしていくんです。

その積み重ねの1つになるのが、ニューボーンフォト撮影。

第3者(カメラマンのわたし)がいることで、はりきってくれる子・恥ずかしがる子、タイプは様々ですが、普段できない体験ができるはずなので、ニューボーンフォト撮影には一緒に参加してくれるとうれしいです。

ママパパへの撮影時のお願い

いのちの心配がある危ないことをしているとき以外は怒らないでください(^^)

怒られると「しゅんっ」となっちゃって撮影の時間が楽しくなくなっちゃうので、

「静かにしなさい!」「そんなことしたらダメ!!」とできるだけ怒らないであげてくださいね。

ニューボーンフォト撮影プラン

・おくるみで巻き巻きするアートニューボーンフォト

(シンプル・スタンダード・スペシャルの3つのプランがあります)

・赤ちゃんとの暮らしをメインに撮影する日常ニューボーンフォト

(沐浴・抱っこ・授乳・家族のふれあいなど)

お申し込み

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または、お問い合わせフォームから

 

 

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