2020-06-24

日常こそ大切な思い出として残していきたい。

どこの家庭にもある日常、というもの。

家族によって、日々の生活は違い、そこにある光景も違います。

私はこれまで仕事として写真を撮るとき、家族や子どもの自然な表情を撮りつつも、日常とはちょっと違う、特別な日を撮ってお客様に納品する、というスタイルでやってきました。

ちょっといい服を着る。

家族でおそろいの服を着る。

家族の集合写真を撮る。

季節の花と一緒にうつる。

兄弟のカメラ目線の写真を残す。

フォトブースを作って撮る。

このように、いつもとはちょっと違う空間になるような写真を撮ってきました。

対照的に、自分の家族を撮るときはどうだったかというと、プライベートの写真って、9割日常写真なんですよ。

たまに、お出かけした写真や「こっち向いて〜!」的な写真なんかもあります。

だけど、我が家のアルバムをめくると、そこにはただただ、いつもの子どもの姿が残っていて。

いたずらしてやるぞ〜!な顔。

カメラには目もくれず、夢中で遊ぶ姿。

工作をしたり、兄弟で遊んだり。

ご飯を食べていたり、歯磨きをしていたり。

笑い顔も、泣き顔も、真剣な顔も、してやったり顔も、どれもいい思い出です。

今回のコロナウイルス中に思ったんです。

今まで当たり前だと過ごしてきた日常が、ある日突然日常じゃなくなるんだってこと。

学校にも保育園にも行けない。

友だちとも遊べない。

習い事も全てお休み。

買い物も気軽に行けない。

公園で遊具で遊ぶこともできない。

がらっと変わってしまった日々の生活に、驚くと同時に、これまで何気なく過ごしてきた日々こそ、大切に思い出として残しておくべきものだったんじゃないかなって思ったんですよね。

そして、子どものとの時間も、1年たてば今とは違ったものになっていきます。

生まれたばかりの赤ちゃんが、ハイハイしたり、立っちしたり。

歩く子だっています。

紙オムツも、テープ型から始まったのがいつの間にか、パンツ型に変わっていたり。

歩くようになれば、ハイハイも見られなくなります。

保育園に行くようになると、家で過ごしていた日々とは違うものになります。

離乳食を食べさせていたのが、数年経てば自分でおはしやスプーンで食べるようになります。

好きな遊びだってかわってきます。

背も大きくなり、体重も増え、10才近くになると、抱っこするのさえ難しくなってきます。

思春期に入り一緒にお出かけしなくなったり、友だち優先になったり。

家族と過ごす時間というものは、短くなる一方なんですよね。

その成長がうれしくもあり、離れていくのが寂しく感じることもあります。

私には4人の子どもがいて、これまでは気がつかなかったのですが、末っ子が3才になり、年少さんになってから急激に寂しさを感じるようになりました。

あぁ、この子が育ってしまったら、育児が終わってしまうかもしれない、、、と。

だから、3才末っ子が癇癪を起こそうが、イヤイヤ言おうが、お母さんお母さん言おうが、どれもこれもがうれしく、愛おしいんです。

上の子のときには気が付きませんでした。

日々、いっぱいいっぱいでしたからね(^^;)

終わってから気がつくものっていっぱいあります。

だからこそ、今のそのままを写真に残しておきたいって思うようになったんです。

その思いが日に日に強くなってきて、やっぱり撮りたい!!!残したい!!!と思ったので、今回、新たに「日常プラン」というものを作りました。

ただただ、ご家族の日常を残す、というプランです。

通常の家族プランは3時間、ニューボーンフォトは2時間とかなり撮影時間を長く撮っています。

というのも、短い時間では、ご家族の本当の日常が撮れないと思ったから。

子どもって知らない人がきたら、やっぱり緊張するし、素の自分って出せないんですよね。

大人でもそうですよね。

だけど、子どもはずっと緊張しっぱなしってこともありません。

緊張に飽きるんです。笑

1時間もすれば、普段のお子さんの姿が見られるようになってきます。

そうすると、普段通りの家族の日常がそこには繰り広げられていて、私は透明人間になったかのような存在で、シャッターを切っていきます。

だから、いつもの撮影とは違って、長時間の撮影時間をとっています。

ニューボーンフォトについても同じです。

ニューボーンフォトの、アート的な写真もすっごくかわいくて大好きです。

だけど、普段の赤ちゃんをお世話している写真を望む方もいらっしゃるんではないかと。

泡だらけの沐浴。

オムツ替え。ミルクの時間。

くた〜っと首がすわっていない赤ちゃんの抱っこ。

赤ちゃんのお世話をしたい上の子。

ママに甘えたい上の子。

そんな赤ちゃんが生まれて、これまでとは変わった新しい日常を写真に残すのもいいんじゃないかと思い、ニューボーンフォトも日常版ニューボーンフォトを作りました。

撮影場所は、ご自宅、または、近所。

普段家族が生活している場所での撮影を、と考えております。

 

現在モニターさんを募集しております!

応募締め切りは6/28(日)です。

そんな日常プランについてはこちらをご覧くださいね♪

>>日常プランはこちらをクリックしてください。

 

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大江香子

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