2018-01-07

「ちょっと待ってね」の「ちょっと」ってどのくらいの時間?

「ちょっと待ってね!」

子育てしていてつい使ってしまうこの言葉。

私も自分のことや家事をしている時に、
「おかあさん、きて~」と子どもから声がかかると、
つい「ちょっと待ってね~」と言っちゃいます。

しかし、この「ちょっと」って曲者なんですよね。

ちょっと考えてみましょう(笑)

「ちょっと待って」の「ちょっと」は自分が決めている時間。

あなたの言う「ちょっと待って」の「ちょっと」ってどのくらいの時間のことを言っていますか?

ちなみに、私にとっての「ちょっと」は1分くらいです。

お皿1枚洗い終える時間、洗濯物を1枚干せる時間、何か物を取りに行って帰ってくる時間。

それがだいたい私の言う「ちょっと」の時間です。

ですが、

3秒の人もいるでしょう。

30秒の人もいるでしょう。

5分くらいの人もいるかもしれません。

この「ちょっと」ってかなりの個人差があるんですよね。

「ちょっと」の時間感覚が1分である私が「ちょっと待ってね」と言ったとして、
その待たせる相手の「ちょっと」が3秒の人だったならば、
その人は私に対して「どれだけ待たせるの!?」って怒っちゃうでしょう。

この「ちょっと」は結局は私が主体となって決めている時間で、
そこには相手のことを考えて決めた時間ではないのです。

つい先日、そのことを知る機会があって、それから私は子どもに対して「ちょっと待って」という言葉を使うのをやめました。

「ちょっと」を使わず具体的に伝えると相手も待つ時間を理解できます

では、この自分にとって便利な「ちょっと待って」を使わずどうすることにしたかというと、
具体的にどのくらい待ってもらえばいいのかを伝えることにしたんです。

「Kちゃんのおむつ替えが終わるまで待ってね。」

「洗濯物を干し終わるまで待ってね。」

など、子どもにも分かるように具体例をあげることにしたのです。

すると子どもも「そうか、おむつを替えるまでね。」と理解しますし、
私も「おむつ替えが終わったら息子の要望に応えよう!」と思うわけです。

そして用事が終わって「待っててくれてありがとう。」の一言を添えると、
子どももとても満足気な顔をします。

「ちゃんと自分は待てたんだ」って自信になるのかな?

言葉を変えただけで、お互いイライラせずに育児もスムーズになったのです。

大人と子供の時間軸は違うことを理解しよう!

大人同士でさえも「ちょっと待ってて」の時間があやふやなのに、
子どもに対して「ちょっと待っててね」と言ってしまうと、
子どもはどのくらい待っていいのか分からないですし、
「まだ~?ちょっとって言ったのに・・・」と不満が出てきます。

子どもにとっての「ちょっと」はほんとに「ちょっと」なんだと思います。

5秒とか10秒とかそれくらいの感覚でしょう。

だから「ちょっと待って」で5分以上なんて待てるわけがないんです(笑)

それで子どもがぐずって、
「ちょっと待ちなさい!って言ったでしょー!!」なんて怒鳴っちゃったら、
子どもかわいそうですよね。

自分の感覚と相手の感覚は違う。

自分が子どものときって1日が長く感じませんでしたか?

「昼休みまでまだまだ先は長いなぁ・・・。」と半日のことも長く感じていたあの頃。

ですが、大人になると1日の時間感覚は短いですよね。

さっき子どもが保育園や幼稚園に行ったと思ったのに、もうお迎えの時間!

そんな風に感じることもあるでしょう。

それは1日やることがたくさんあって充実しているからではないでしょうか。

「ちょっと待って」を意識して使わなくなると、意思の疎通がもっと円滑になること間違いなしです♪

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大江香子

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