2018-01-28

前には戻れないけれど、今から変わればいいのです。

昨年の3月に生まれてくれた娘。

この写真は新生児期にムツミさんという福岡のフォトグラファーさんに撮っていただいたものです。

新生児って小さいな。

腕も足もひょろ~ん。

声もまだ小さく、「ふぎゃ、ふぎゃ」って泣き声すらもかわいく感じていました。

それが、10ヶ月たつと手も足もしっかりしてきて、ハイハイやつかまり立ちをし、泣き声もとっても大きくなっています。

振り返ってみるとあっという間の10ヶ月。

教室や撮影に来てくれる赤ちゃんを見るたびに、この頃ってこんなに小さかったかな?って思います。

日々は過ぎ、もう元には帰らないんだなぁとしみじみ。

赤ちゃんの成長だけでなく、私たちもまたそうですね。

あっという間に1日が、1年が過ぎていきます。

気が付かないうちに過ぎ去る日々。

 

あの時こうしておけば…。

そう思うのはいつも時間がたってから。

その時にはなかなか思えないことばかり。

いかに今までの時間が大切だったかを知るのはまだ先のこと。

7才長女に対しても、「もっと小さいときにこうしてればよかったのかな。」と思うこともあります。

ですが、もう前には戻れません。

だとすれば、気が付いたときに修正すればいいのです。

下に3人の妹弟がいることで一番我慢させてしまっているのは長女。

つい厳しくしてしまうのも長女。

そりゃあストレスもたまりますよね。

満たされていれば周りに優しくなれ、不満がたまっていれば下に当たったり、私に当たったりします。

親が自分のことを気にかけてくれているか子どもはちゃんとわかります。

お寺の法要で1年で一番忙しい今、なんとインフルエンザが我が家を襲い、次女・長男がかかってしまいました。

なぜこのタイミングー(><)とまぁ嘆いても仕方ないのですが、まだうつっていない長女・三女・私は別部屋で寝ています。

普段は私の隣を我慢している長女なので、ここぞとばかりに一緒のお布団に入り、3人でぬくぬく。

「いつもお母さんの隣はYくんだもんね。我慢させててごめんね。今日は隣で一緒に寝ようね」と言うとものすごくうれしそうな顔をしていました。

そして、寝ながらゆっくり長女と話をすることができました。

先日「9才までの親と子育ち講座」を開かれている水田さんのブログを拝見したのを思い出し、娘にこんなことを聞いてみました。

私:「Sちゃんは自分のことが好きかな?」

娘:「ん?どういうこと?そんなの当たり前やん!」←即答でした(笑)

私:「それはとってもいいことやね~。どんなところが好きなの?」

娘:「出されたもの何でも食べられること!あとぐっすり眠れること!」

私:「うんうん。だからSちゃんは風邪をひかずに元気でいられるんだね~。」

娘:「あとは、みんながいること!」

私:「みんながいること?」

娘:「うんそう。だってYちゃんやYくんやKちゃんとかみんながいてうれしいんやもん。やけSちゃんはSちゃんが好きなの。」

色々話を聞いていると、どうやら下の子と過ごす時間が楽しく、それが今の長女を作っているというようなことを言っていました。

私:「じゃあ、自分のこういうところ嫌だなぁって思うところある?」

娘:「ん~朝早く起きられないところ!休みの日は早く起きられるのにどうして学校の日は起きられんのやろうね~。」

私:「笑。そっかそっか。」

と、その後も周りを気にせずに話すことができました。

最後には娘から私にも質問が。

娘:「お母さんは?お母さんのこと好き?」

私:「好きよ~。だって毎日楽しいもの。こんなにかわいい子どもたちに恵まれて好きじゃないわけないじゃない♪お母さんはお寺に生まれて、今こうして生きていることがすごく楽しいんだよ。」

と、そんな話をしていると満足して長女は眠りにつきました。

インフルエンザ中の子ども2人には申し訳ないけれど、長女との時間がとれてよかったなと思う私でした。

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