赤ちゃんの口の発達を促すにはコップ飲みがおすすめ

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赤ちゃんが使うグッズは赤ちゃんのためを思って選んでる?

(2018年4月の記事より)

4人の子育てをしていて思うことは、今まで知らずに育児してきたことが本当に多かったということ。

子育て雑誌や先輩ママたちを見ていて、「もう少し大きくなったらこれ使ってみよう!」「早くあれ使いたいな~」って見た目のかっこよさやかわいさでグッズを買っていたことが多かったのです。

つまりは、赤ちゃんのためを思ってではなく、私=母親が使わせたいものを赤ちゃんに使ってもらっていたのです。

その1つが赤ちゃんの水分補給時に使うストローマグ。

母乳以外の飲み物を赤ちゃん自身が摂取するのに、ストローで飲めるようになると母親はとても楽!

ちゅーちゅー自分で飲みたいだけ飲んでくれるし、ストローで飲んでいる赤ちゃんって「すごいな~!」って正直思っていました。

だから、何の疑いもなく、「10ヶ月くらいになったらストローマグでお茶を飲む」育児を第3子までしてきたのです。

ですが、第4子が8ヶ月のときにオヤモコモの山下さんとお話しする機会があり、ちょうどそのときに彼女の前で娘に離乳食をあげていたんです。

すると、私の娘へのスプーンの差し出し方に待ったがかかりました。
その時まで私はスプーンを娘の口の中に入れていました。
が、それは違うんだと山下さんはおっしゃいました。
本来は赤ちゃんが自分でぱくっとスプーンをくわえ、ごはんを取り込むのだと。

親は赤ちゃんの下唇にスプーンをのせ、赤ちゃん自ら取り込むのを待つのが本当なのだと。

その日から離乳食の食べ方を変えると、次第に娘は自分からパクっと上唇をとじ、自分で取り込むようになったのです。

食べさせなくても自分で食べるように変わったんです。

こちらにもそのときのことを書いています。

→離乳食でのスプーンは赤ちゃんが自分から来るのを待ってみよう♪

近頃の子どもは歯並びが悪く、矯正する子が多いそうで、歯科医師も子どもの口の発達をどうにかしないとと危機感をもっているそうです。

いうならば、口の発達に大事なのは赤ちゃんのときからなのです。

赤ちゃんにとってどうなのか?を考える

抱っこの仕方しかり、離乳食しかり。
そして、このストローマグしかり。

抱っこひもも本来の位置で抱っこしていれば問題ないのですが、低い位置で抱っこしていたり、赤ちゃんの姿勢が崩れたまま抱っこし続けることで赤ちゃんの骨格に歪みが生じてしまうこともあるんです。

足がM字開脚になっているかな?頭が後ろに反っていないかな?

親が1つ1つ気にしなければならないのに、そのまま放っておかれる赤ちゃんが多く、私もショッピングモールなどでそのような赤ちゃんを見かけるたびに、声かけをするといいんだけど…と勇気がなかなか出ず。。。

ブログを読んで下さっているみなさんはぜひ気を付けてくださいね!

ストローマグもママのお助けグッズの1つであり、赤ちゃんの口の発達の面からいうと、コップ飲みの方がいいんです。

なぜならストローは舌も唇も動かさずに飲めてしまうから。

その話を11月に聞いたので、この末っ子はストローマグは使わず最初からコップでお茶を飲んでいます。

1才前からとっても上手にコップで飲んでいますよ~!

といっても、いきなりコップで飲めるようになったわけではないので、どうやってコップで飲めるようになったのか書いていきますね。

スプーンですする練習を始める

離乳食が始まり、野菜スープやお茶を飲むことがありますよね。

いきなりスープ皿やコップで飲むのは難しいので、まずはスプーンに水分をのせ赤ちゃんの下唇にのせます。

この時の注意事項は、スプーンを口の中にいれこみ、流し込まないようにすること!

あくまでも赤ちゃん自身ですすってもらう練習をするのです。

スプーンを唇と水平にするだけで、飲みやすさがぐっと変わります。

最初はうまくすすることができないのでこぼすのですが、徐々にすすることを覚えていきます。

「ずずっ」と音を立てて飲み込めていたらちゃんとすすれています。

この「すする」という行為。
赤ちゃんにとってはけっこう難しいのです。

実際、すすることができない小学生も増えているのだとか。

ラーメンをすすれない・ペットボトルの口を全部くわえないと飲めない・いつも口があいている

それは口腔機能がうまく発達していないからなのだそうです。

ちっちゃいおちょこのようなものですすってみよう

スプーンですすれるようになった娘の次の段階は、ちっちゃなおちょこくらいの器に水分を入れてすする練習をしていました。

このときがだいたい8ヶ月~9ヶ月くらいだったでしょうか?
スプーンで飲み始めて1週間後くらいだったかな?

まだ自分で器を持つことはできなかったので、私が支えて飲んでいました。

はじめは上唇を閉じられなかったのですが、これも徐々に閉じてくるようになり、上手に飲めるようになっていきました。

コップに入れる量は少しから

赤ちゃんが持ちやすいコップは両手で持てるタイプのもの。

バランスがとりやすいですからね。

そして、最初からたくさんお茶を入れるとめっちゃこぼれます。

なので、下から1㎝くらいから始めてみましょう!

そして、コップも小さいものがおすすめです。

深いものを使うと赤ちゃんは飲みづらく、頭を後ろに反らしながらでないと飲めないので、こぼれたりむせたりする原因になります。

赤ちゃん用コップのSUSURUがすごいっ!

10ヶ月頃から子ども用の小さいコップを使ってお茶を飲んでいた娘。

11ヶ月には自分で持って飲めるまでになりました。

が、少し大きいな…とは思っていたんです。

今まで使っていたコップ

4月から使い始めたSUSURUというコップ

このSUSURUがなんとも赤ちゃんが飲むのにちょうどいい大きさなんです。

赤ちゃんが飲むのに適した形・大きさ・重さ、それらを考慮して作られたのがこのSUSURUなんですよね。

娘もこのコップに変えてからすごく飲みやすそうで、こぼすこともむせることもほとんどなくなりました。

娘はずっと片手もちのコップを使っていたので、両手で持ち手をもって飲むのが難しいようで、上のようなスタイルで飲んでいますが(^^;)

時には両手でもって飲んだりも。

「上手に飲めるでしょ?」という目線かしら?(笑)

右も子ども用のコップなので小さい方なのですが、SUSURUは赤ちゃん用に作られているので、赤ちゃんにジャストフィットです!

特徴はこのノイズカット。

初めて見た時、このへこんだ側から飲むのかと思っていたのですが、そうじゃないんです。

コップが鼻にあたって頭が後ろに反ってしまうのを防ぐために作られたものなんです。

こんな感じで鼻のところにかぽっとはまっています。

上から見るとこんな感じです。

だからそのままの体勢で飲めるんです。

→SUSURUについてはオヤモコモさんのブログをどうぞご覧ください♪

ストローマグは確かに便利。
外出時にはいいと思います。こぼれると服も濡れてしまいますしね(^^;)

だけど、おうちにいるときは、お口の発達にもつながりますし、ぜひコップ飲みをやってみてください♪

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大江香子

 

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