新聞に掲載されるまで
1月3日の読売新聞の朝刊の「肩書き2つ 自分流」という特集記事の第2回に、
「僧侶×ベビグラファー」として、私を載せていただきました。
1月頭に載るということは担当記者さんから聞いてはいたのですが、お正月ですっかり忘れていたんです。
すると、同じママフォトグラファー の友人から「載ってるのみました!すごいですねー!」とLINEが。
お〜!今日だったの!とそれから急いで新聞を読みました(笑)
開いてみると、紙面の1/4サイズにババーン!と掲載してくださってて。
家族全員でびっくりですよ。
しかも、すごくわかりやすくまとめてくださってました。
反響もすごくて、ご門徒さんからも電話があったり、高校時代の友人から連絡があったり、嬉しいながらもなんだか照れくさい私です(笑)
取材を受けたのは、11月の下旬で、その日のベビーフォト撮影を取材してくださいました。
その後、「フォトグラファーとしての活動の原点には僧侶としての思いがあるんです。」というお話もさせてもらいました。
取材を受けているうちに、私の思いを自分自身で再確認できたというか。
最近、赤ちゃんやママを撮るのが楽しくて。
思いはあったのだけど、そのような話をママたちにすることも最近はなかったなぁって。
だから、私にとってもこの取材はすごくいい機会でした。
フォトグラファーの活動の原点はやっぱり仏教
どうして私は赤ちゃんやママ、パパ、家族の写真を撮っているんだろう。
赤ちゃんはかわいくてあっという間に成長していくから写真に残したい。
その思いももちろんあります。
だけど、僧侶としての自分の中に浮かんだのは、「諸行無常」という仏教の教え。
「今のこの世の中は、いつ何が起こるかわからない。
事故に合うかもしれないし、自然災害が起こるかもしれない。
今はずっと続かないし、明日が来るという保証はどこにもない。
また、未来が今と同じということはないですよね。
絶えず変化していくもの。
だからこそ、今ある家族の姿、赤ちゃんや子どもの成長を写真に残すことで、我が子とともに過ごす時間の大切さに気づいてもらえたら。」
そんな思いが私の中にはあります。
だから、ベビーマッサージ教室でのフォトは、家で飾ってもらえるようL版に印刷してお渡ししているんです。
せっかくの写真、データのままじゃもったいない!
みんなが見えるところに飾ってほしいなと思うんです。
ニューボーンフォトを撮っていて思うこと
それは、ニューボーンフォトを撮っているときにも思います。
ニューボーンフォトは、生後28日以内の新生児の写真を撮ることです。
生後間もない赤ちゃんを撮るたびに、「よく生まれてきたね。十月十日、よくお母さんのおなかの中で成長してきたね。無事に生まれてくれてありがとう。」
と、我が子ではないのに、生まれたばかりの赤ちゃんをみるとそう思ってしまうんです。
受精卵になることだってすごいこと。
それが十月十日無事におなかの中にいられたということは更にすごいこと。
そして、この世に出てくるっていうのはもうどのくらいすごいことなのか。
生まれて、すくすく育ってくると、そのことを忘れちゃうんだけど(私も含めてね)、生まれてきてくれたそのありがたさを写真って思い出させてくれるきっかけにもなると思うんですよね。
それは赤ちゃんにだって言えること。
「今こうやって、あなたの写真を残すということは、将来きっとあなたのこころの糧になるよ。パパとママの愛情があふれる写真だよ。」
赤ちゃんが大きくなっていったとき、いつか心が挫けてしまうこともあるかもしれません。
だけど、自分が赤ちゃんの時にどれだけ愛されていたのか、ママやパパがどんな顔をして自分を見つめてくれているのか、写真1枚見ればきっと伝わってきます。
「自分のこころの安全基地はここにあったんだ。いつでも戻れる場所があるんだ。」
そう感じてもらえたらいいなって思います。
写真はご両親のためだけではなく、その子自身に送るものでもあります。
「親と子の絆を深め、形に残すお手伝い」
私の原点としての思いを僧侶・母・フォトグラファー全てを合わせてとても素敵な記事にしてくださった記者さんに感謝いたします。
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大江香子