産前に持っていた授乳のイメージと産後の現実のギャップ
授乳
それは親子にとってとっても幸せな時間。
赤ちゃんが一生懸命ごくごく飲んでくれる至福の時。
「お母さんになったんだ~」ってうれしくなる瞬間。
授乳のイメージってこんな風に思ってませんでしたか?
私は赤ちゃんが生まれたら自然とおっぱいって出て、赤ちゃんがごくごく勝手に飲んでくれる
そんな風に思っていました。
・・・が、現実は・・・。
「ん?吸い付いてくれない。。。」
「おっぱい出てるの??」
出産直後はこんな感じ。
やっと吸い付いてくれたと思ったら・・・
「ぎぇ~(@@;)い、い、痛~い!!!」
「え?さっき飲んだよね?飲み終えてまだ1時間も経ってないんだけど。。。」
と、素敵な授乳イメージが産後すぐにがらがら~っと崩れ落ちたのでした。
出産直後の授乳への苦戦
まず、出産直後。
第1子のときはおっぱいが出ないことに驚愕でした!
周りの経産婦さんは要領よく授乳している。
けれど、私のは赤ちゃんが飲みにくい形のおっぱいだったため、吸い付かせるまでが一苦労。
「吸う」という所までにえらい時間がかかりました。
授乳時には毎回、赤ちゃんがどのくらい母乳を飲めたのか、飲む前と飲んだ後に体重計に乗せて母乳量を測定します。
けれども吸い付けるようになってからも、飲む前と飲んだ後の数値が変わらない。
「0」というのが2~3日続きました。
たしかに「ごくん」とのどを通っている音がしていたのですが、それはどうやら赤ちゃんが自分の唾を飲んでいたようで(^^;)
他のお母さん方は、「10です。」「24です。」などどんどん量が増えていっているのに、自分だけ「0」。
「なんで自分だけ・・・」とかなりへこみましたね。
飲ませにくいおっぱいのため母乳量が安定しないまま退院。
私が出産した産院では母乳育児をものすごく応援してくれるところだったので、退院後も「いつでも来なさい!」と言ってくださり、退院後1ヶ月間はちょこちょこ産院へ通って助産師さんにずっと面倒をみてもらいました。
おかげで1ヶ月経つころには娘もだいぶ上手に飲んでくれるように!
あれだけ苦労したけれども卒乳までなんとか母乳で過ごすことができました。
ほんと産院と助産師さんのおかげなのです。
授乳っていとも簡単にできるものだと思っていたけれど、そうはいかないことを知らされた第1子出産時。
そして、それは第2子から第4子まで続きました。
やっぱりみんな最初は上手に飲んでくれない。
授乳は軌道に乗るまで時間がかかると思っていると気持ちが楽になります
第4子の時も入院中はずっと助産師さんと授乳特訓でしたよ(^^;)
もちろんそんなトラブルもなく、すんなりおっぱいが出てそのまま~というお母さんもいらっしゃいます。
が、きっと苦労しているお母さんも多いんじゃないかな?
大丈夫!!
自分だけじゃないですよ~!
初めての授乳は出なくて当たり前!
そう思って初めての授乳にのぞむと出なくても気持ちが少し楽になります。
おっぱいをあげるお母さんも初めての事。
おっぱいを飲む赤ちゃんも初めての事。
うまくいかないのは当たり前なんです。
お互いだんだん上手になっていくから心配しないでくださいね!
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大江香子