子どもは親のすることをよく見ています。

7才長女の中で今はやっていること、
それは写真を撮ること。

昨年の夏、
私が末っ子の写真を撮っていたときに
「私にもやらせて~」とやってきて、カメラを貸してみたところ、
撮ることがとても楽しかったようで、
それからことあるごとに「私も~」と言うようになりました。

娘は2年生からチャレンジを始めたのですが、
そのチャレンジパッドにカメラ機能がついていて、
最近はそれで写真を撮るようになりました。

この日の撮影対象である末っ子が、ハイハイであっという間にどこかへ行ってしまうので、
諦めて物撮りになっていました(笑)

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どうやったら上手に撮れるのか自分で考える

撮る前にクッションを敷き、その上に白いバスタオルをかけた娘。

撮った写真を確認すると、後ろがごちゃごちゃ。

そこで、後ろを片付け、きれいに撮れるように工夫を始めました。

そして、撮影対象がきれいに写るように、後ろに積み木を置いて立体感を出しています。

撮る角度も変えながらもう一度。

お!いい感じ!と私は思ったのですが、
「あー!電池入れてなかった!」
と撮りなおす娘。

これが最後の写真。

イメージしていた写真が撮れたようで、
満足してカメラを置きました。

それにしても、私が普段していることをしっかり見ているんですね。

赤ちゃんを撮影するときに、
白いラグをひいたり、背景を気にしたり、アングルを変えたりしているの見ていたんだなあとびっくりしました。

今回の娘の撮影には、私は何も口出しをしていません。

後ろから娘の様子を隠し撮りをしていただけ。

親の背中は見られている!

「子どもは親の背中を見て育つ」とは言いますが、本当にその通りです。

そんなにしょっちゅう白ラグをひいて娘を撮っているわけではありません。

撮っていても長女がその姿を見ていたことは数えるほど。

それでも、ここまでできるようになっています。

ということは、たったの1回だけでも親の仕草を見たらマネができるということです。

こわいことですよ~。

親は見られています。

親が障子を足で開けるのを見たら、子どもも足であけるようになるでしょう。

親が物をぽいっと投げて子どもに渡すのをみたら、子どもも投げて渡すようになるでしょう。

親が立って飲み食いしていたら、子どもも立ってするようになるでしょう。

子どもの行儀が悪くてその行為を注意したとしても、
子どもからしたら「お父さんやお母さんもしてるじゃない」って思いますよね。

そうなると、きっと直そうとしないでしょう。

行動だけでなく、言葉も同じこと。

親は子の鏡。

娘の片付けが下手なのは、私が下手だからかもしれません。

子どもに注意する前にまずは自分が気を付けなくては。

そう思わされた出来事でした。

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